LOYDスタジオで使用している木材をご紹介します。
タモ
英語名は「アッシュ」
黄白色系の色。
硬くて粘りがあり木目もはっきりとしています。
家具や運動用具などに使わることが多く、
野球のバットは「アオダモ」というタモが使われています。
ＬＯＹＤスタジオの飾り棚・収納ベンチもアッシュを使用しています。
カリン（本花梨）
非常に重硬なので重歩行用にも最適です。
優れた寸法安定性で昔から家具などに使われています。
赤系統の色を中心に黄色系の色もあり表情が豊かです。
ＬＯＹＤスタジオでは４枚はぎのスタイルを使用しています。
パイン
年輪がはっきりし肌目が粗いです。
色は淡白黄色で癖がなく材の硬さはやや軟らかめ。
単価の安さとその自然感で昨今大量に日本に輸入されています。
ヨーロッパや北欧などでは家に節のあるパイン材をよく使うようです。
キャットカフェRIENの床や腰壁・収納ベンチに利用しています。
ウォールナット
色は黒系。
とても落ち着いた木目で、家具や楽器などにもよく使われています。
北米産のアメリカンウォールナットと東南アジアのアジアンウォールナットがあります。
一般的に北米産のウォールナットを本ウォールナットと呼びますが
昨今では本ウォールナットは入荷量が減ったために非常に高価となっています。
ＬＯＹＤスタジオでは本ウォールナットを使用しています。
パープルハート
色は天然色の紫（パープル）です。着色塗装ではありません。
重厚で衝撃にも強く、非常にきれいな特殊な色なので
家具や装飾品・工芸品によく使われます。
パープルハートはパープルウッドとも呼ばれ、伐採直後はグレー（灰色）ですが
大気に触れてしばらくするととてもあざやかな紫色に変化します。
ＬＯＹＤスタジオのパープルハートはクリアオイル塗装のみ、本物の色を見て頂けます。
ストロングウッド
色は黄～淡赤系でチークの色に少し似ています。
非常に重厚で衝撃にも強く、寸法安定性も良い木材です。
ＬＯＹＤスタジオの奥の方、デスクの下あたりに幅広タイプを使用しています。
イペ
デッキ材として人気のある南米産の木材で、非常に重厚で耐久性があります。
色は黒茶褐色ですが赤系、茶系、黒系などの色が混じります。
乾燥材は、狂い・割れが少なく、表面はなめらかな仕上がりになります。
港湾、岸壁のデッキにも使われているほどの高耐久材で、
水のかかるような条件の悪い場所でも１５～２５年は保つといわれています。
通常の使い方なら半永久的に使えます。
耐腐朽性に富むため薬剤処理はいっさいされておらず、環境にも負荷をかけません。
ＬＯＹＤスタジオのセンターベンチに使用しています。
LOYDスタジオでは、合板と無垢材の明らかな違いを体感していただける工夫もしています。
是非一度、スタジオでこれらを直接見て、触れて、確かめて下さい！ | 
